BMSの評価などバッテリーの各セル電圧を高精度にシミュレーション
BMS評価用絶縁多チャンネル高分解能直流電源「PMSシリーズ」は、モビリティを中心として高電圧化・大容量化が進む二次電
池を安全かつ効率良く利用するためのキーデバイスである、バッテリーマネジメントシステム(BMS:Battery Management
System)の設計評価・量産検査に利用可能な多出力直流定電圧電源です。BMSの評価に求められる「高精度な電圧出力」、
「低ノイズかつ高い安定性」、「高い接地耐圧と拡張性」といったニーズに対応し、最大1000Vまでの電池パックの各セルを模擬
することが可能です。
全CH絶縁・直列接続最大1000V(耐接地)
PMSシリーズは全チャンネルが絶縁され、1000Vまでの範囲で直列接続が可能。全ての電圧源は独立した制御が可能なため、バッテリーパックの充電率や充放電状態の模擬、個別の異常をシミュレーションすることができます。
シーケンス機能搭載
各チャンネルに最大 100ステップのシーケンスをメモリすることが可能です。任意の時間に合わせて、電圧値を可変、ランプ機能、スルーレート機能をサポート。PMSリンクを使用した場合に、長時間シーケンスの各CHや、各ユニットをマスターユニットのクロックを使用する同期機能を搭載。
PMS専用アプリケーションソフトウェア「S-PMS10」(別売)
S-PMS10は、14ch x16ユニット/全224ch(12chモデルでは、全192ch)を制御可能。1秒毎に測定した値のモニタ表示やグラフ表示ができます。測定データは、CSVファイルに保存されます。(本ソフトウェアは、型番M-で始まる旧モデルのBMS評価用多出力直流電源はサポートしていませんが、コマンド共通のため、互換性はあります。旧モデル用のアプリケーションソフトウェアを使用し、PMSユニットの制御は可能です。)